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めも。

長文ツイートの墓場みたいな感じ。

たんぶら墓場

2013.09.18(wed)
あいちトリエンナーレに行ってまいりました。
正直3年前の方がおもしろかった。
今回震災や反原発にかこつけたものが多くてつまらなかったというのが正直な感想。
それと長者町の作品数も圧倒的に減ってしまったような気がしたし。

芸術って政治や経済と絡んでしまった時点で死ぬと思ってる。
アート(特に現代アート)みたいなものってそもそも不気味で不愉快で、言い方によっては不謹慎なものだと思うんだけど、今回の展示は前回のような背筋がぞくっとするような不気味さ・薄ら寒さを感じるもの、それでいてどうしても惹きつけられるようなものが少なかった。
なんかすごく小綺麗で当たり障りなかった。
突き刺さる物が少なかった。(まったくなかったとは言いません)

そんな中でも自分の琴線に触れたものに出会えたので行ってよかったとは思っています。
ひとつは納屋橋会場でみた泡のオブジェ。コンクリートが細かく敷き詰められたら部屋に造られたそれは生きていました。音を立てながら刻々と変化していく泡を見ていたらそのまま自分が溶けてその一部になってしまいそうな気がしました。
もうひとつは県美術館でみた部屋をぐるっと囲んだスピーカーが合唱をする作品。ひとつひとつが別々の人間の声を出すのだけど、ずっと聴いてたらスピーカーに口があるような気がしてきて笑 歌い出す前のザワザワ(咳払いする人がいたり談笑する人がいたり)が聞こえてきたときすごい興奮しました。そこにあるのはただのスピーカーなのに、そこに人格があるような感覚になった。不思議な体験でした。

思えば3年前みた作品で今も覚えているものも2つほどしか思い浮かばないので、案外そんなものなのかなあ